SAPIX コアプラス社会
コアプラ最高!
本当に考えられた教材だと思います。
社会は私の担当だったので、初めてこの教材を見たとき、え——–こんな事まで覚えるのかと驚愕しました。
雨温図で都市をあてる問題などは、半丁博打感覚でしたね。
でも大丈夫です。小学生には無限の能力があるんです。どんどん吸収していきます。
とはいえ、ぜんぜん覚えてくれないと嘆く親も多いでしょう。
子供に「勉強しろ〜」「なんでこんな点数とるんだ〜」と言っていませんか?文句を言ったり、間違いを指摘するのは簡単です。
わが家では、家族内ライバルを用意しました。それがお父さんロボです。
「ボロじゃなくロボ」
現在の中学受験が、どれだけハードな内容なのか、リアルを知らないと、
お子さんは、注意されても心の中で「何言ってるんだ」と思ってしまいます。
マンスリーテストなんて「サディスティクSAPIX〜」と叫びたくなります。
社会1教科だけでも、お父さんに参加させてみてください。現実を知る事ができます。その際に子供に教えるだけではなく、お父さん自身が暗記、理解しなくてはいけません。お母さんだけで4教科を担当するのは無理です。
5年生の時は、塾から指示されたコアプラ範囲を日曜日に、奥さんが出題して、私と息子で同時テストをしました。
始めは私が勝ったりもしましたが、徐々に勝てなくなり、私が負けた姿が楽しいらしく、私を負かすためにさらに勉強をするという好循環モードに突入していきました。
勿論勝負なので、私も真剣に覚えました。1問差くらいで勝つのが嬉しいみたいです。あまり差が広がるとモチベーションが下がるので、こちらもメモリ不足の脳みそをフル回転!
社会はコアプラを制覇すれば、
偏差値50~55台の学校は楽に6,7割(合格ライン)の点数をとれると思います。
55以上の偏差値の学校を狙う場合には授業で理解を深めてください。通常授業のテキストの復習もしっかりです。
歴史の場合流れや色々な出来事と紐づけたり、地理の場合には県からスタートして県庁所在地、川、盆地、特産物、覚えなくてはいけない量は膨大です。その際にその県でおきた受験とは関係ないできごとの話をしたりするのも記憶に残ると思います。例えば栃木県だったら、息子のおじちゃんが東京港区から学童疎開した場所で毎日温泉に入ってたみたいだよと話すと、その県の川や山の名前はおじいちゃんが疎開した場所だと記憶されていきます。川の名前がでない時に「ほら、おじいちゃんが疎開した県の川だよ」と言うと記憶の倉庫からとりだすことができて答えることができました。ニュース記事とかと紐づけるものいいと思います。
しかし今の受験生は本当に大変ですよね。
コアプラは受験の骨格を作るのにとても優れた1冊だと感心しました。
我が家では6年生のころは社会と理科を交互に2ページ組み込んでいました。休みの日は4-10ページ、消して無理な量はいれません。
5年生の時は書取りしながらでしたが、6年生の時はたいてい息子とベッドにゴロゴロしながら、私が問題をだして息子がこたえる。息子が問題をだして私がこたえるなど、その時、その時、息子の様子をみて楽しみながらやってました。
できない問題はチェックを必ずいれ。数日後に食事の時や休んでる時に突如聞いていました。
社会の勉強スタート
我が家では社会は幼稚園の時からスタートしました。なぜ早くからスタートしたかと言うと、私は6年生の時にサッカー部をやりながら受験勉強をスタートしました。やる事、覚える事があまりに多く大変だったのを覚えています。もし暗記する一部だけでも分かっていたらどんなに楽なのかと想像しました。まったく違う世界が広がるはず!
ゲームとの戦いにも記載してますが、幼稚園の時にゲームを欲しがったので、唯一与えたゲームは、信長の野望でした。幼稚園で200近くの武将の名前をすべて遊びながら覚えてしまいました。武将を覚えるとその人物の経歴も知りたくなってきます。好きな武将の漫画を与えていきました。初めは読んであげてましたが、そのうち自分で何度も読み返すようになっていきました。6年生になっても勉強の合間に休憩で歴史漫画を読んでました。
サピックスに入る4年生の時には、戦国時代から江戸時代までは終了していました。その分他の公民や地理に時間を振り分けられました。
また小学生低学年のうちに地図パズルアプリゲームで国内と世界を二人で時間を競って遊んでました。
そのおかげか、形をみた瞬間にどこの県か分かるようになってました。地理のほんの一部ですが、遊びながら覚えました。
真面目じゃない子を勉強に引き込むには、遊びがどこかに必要なんじゃないかと私は思います。
各家庭で教育方針、家族構成など違うと思います。ほんの一部でも参考になれば幸いです。